
この料理の魅力
タカノハダイは、一般にはあまり市場に出回らない未利用魚のひとつ。
そのしっかりとした白身を生かし、フランス料理「フリカッセ」をベースに仕上げました。
優しい豆乳ソースと野菜の甘みが加わり、ご飯にもパンにもよく合います。
材料 (4人分)

タカノハダイ (白身魚の切り身) | 4切れ |
小麦粉 (強力粉・薄力粉) または米粉 | 5g |
塩コショウ | 適宜 |
エリンギ | 60g |
ブロッコリー | 70g |
パプリカ | 30g |
玉ねぎ | 30g |
オリーブ油 | 適量 |
小麦粉 (野菜炒め用) | 適宜 |
酒 | 10cc |
水 | 100cc |
コンソメ顆粒 | 小さじ1 |
豆乳 (牛乳・生クリームでも可) | 200cc |
濃口醤油 | 少量 |
作り方
1.下ごしらえ
- 野菜はすべて一口大に乱切りする。
- ブロッコリーは小房に分け、蕾の部分を軽く水で洗う。
- 魚に塩コショウをしておく。


2.魚を焼く
- 焼く直前に魚に小麦粉をまぶす。
- フライパンにオリーブ油を熱し、皮目から中火で焼く。
- 身の側面に白いラインが出てきたら裏返し、軽く火を通す(完全に火が通らなくてよい)。
- 一旦皿に取り出す。


3.野菜を炒める
- 同じフライパンに野菜を硬いものから順に加えて炒める。
- 油が足りない場合はオリーブ油か水を少量足す。
- 野菜がすべて入ったら塩コショウをし、小麦粉を加えてよく炒める。
ポイント:小麦粉をまんべんなく炒めることで、後のソースがダマになりにくい。

4.煮込む
- 酒を加えてアルコールを飛ばし、水とコンソメを入れる。
- 蓋をして中火で沸騰させ、その後弱火で2分ほど煮る。

5.仕上げ
- 取り出しておいた魚を戻し、野菜の上にのせて蓋をし、約1分加熱する。
- 豆乳と濃口醤油を加え、さらに2分ほど加熱。
- 味を確認し、必要に応じて調整したら完成。

ポイント
- フリカッセは本来、鶏肉を生クリームで煮込むフランスの家庭料理。今回は未利用魚である「タカノハダイ」を使い、魚に合うようにアレンジ。
- シチューよりあっさりしており、醤油を少し加えることで和の風味が感じられ、食べ慣れた味わいに仕上がる。
- 乳製品は牛乳や生クリームでも代用可能。よりコクを出したい場合は、仕上げにバターを少量加えるのもおすすめ。
- 野菜は家庭にあるもので自由にアレンジできる。
「水上鮮魚店」紹介ページ
