

鹿島市のラムサール条約登録湿地『肥前鹿島干潟』について
水鳥の重要な休息地として国際的に認められた鹿島市の『肥前鹿島干潟』は、2025年、ラムサール条約登録10周年を迎えました。そこで、渡り鳥のことをもっと知っていただき、鹿島の素晴らしい自然環境を未来へつないで欲しいという思いから、今回の映画の上映会を企画いたしました。
ご家族で映画を楽しんでもらい、渡り鳥の季節に肥前鹿島干潟へ足を運んでみてください。
映画のように勇気を出して海を渡ってきた鳥たちが、羽を休めている光景を見ることができます。
ラムサール条約とは
正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。湿地の保全と賢明な利用を目的とした国際条約で、1971年にイランのラムサールで採択されました。
日本は1980年に加盟し、釧路湿原をはじめ全国で54箇所(2025年7月現在)が登録湿地となっています。
湿地は、生物多様性の宝庫であり、水鳥や魚介類の重要な生息地であると同時に、気候変動対策、災害防止、水資源確保など、多面的な価値を持っています。
「肥前鹿島干潟」もそのひとつで、国際的に重要な湿地として守られています。
上映作品『FLY!(フライ!)』とは
「ミニオンズ」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のイルミネーション・スタジオによるオリジナルの長編アニメーション。
あらすじ
アメリカ ニューイングランドの小さな池に暮らすカモの家族。父親のマックが、子どもたちにする寝る前の定番のお話は、「興味本位で池を飛び出したカモを待ち受ける悲惨な末路…」マックは『池にいれば一生幸せに暮らすことができる―』と信じていた。
ある日、一家のところへ渡り鳥が立ち寄る。その自由な姿に、家族は大興奮!「自分たちも外の世界を見てみたい!」とマックへ熱心にねだる。安全で住み慣れた家や環境から離れることに最初は抵抗感を示していたマックだが、家族の猛プッシュもあり、はじめての大移動を一大決心!
目指すはカリブ海の輝く楽園・ジャマイカ!目的地へ向かう3000kmの道中で彼らが見つけたものとは!?
日本語吹き替えをカモ一家の家族思いの父親マックに堺雅人と、母親パム役に麻生久美子。そのほか、野沢雅子、ヒコロヒーなど豪華声優陣が吹き替えを担当!
開催概要
日程 | 2025年8月24日 (日) |
上映時間 (83分) ※開場は各回上映の30分前 | ① 10:00~11:30 ② 14:00~15:30 |
会場 | 鹿島市生涯学習センター エイブルホール (全席自由 298席) |
入場料 | 無料 (事前申込制) ※申込がない場合、入場できない可能性があります |
主催
鹿島市・鹿島市ラムサール条約推進協議会
肥前鹿島干潟について
鹿島市の肥前鹿島干潟は、水鳥にとって重要な休息地であり、四季折々の渡り鳥の姿を見ることができます。
映画の主人公たちのように、勇気を出して大空を羽ばたく鳥たちの光景は、訪れる人々を魅了します。
この機会に、干潟と自然環境を未来へつなぐ大切さを感じてみませんか。