
Instagramを眺めていたとき、目にとまったのは嬉野市の観光地に佇む一軒のオシャレなカフェ。
写真から伝わる雰囲気に「ここは一体どんなお店なんだろう?」と心を惹かれました。
せっかくの機会にと、実際に足を運んで取材してみると、その魅力が次々と見えてきました。
オープンに込められた想い、居心地の良い空間づくり、そして一杯のコーヒーに込められたこだわり。
今回は、そんな新しいカフェ「LAPPYCAFE」様の魅力をたっぷりご紹介します。
嬉野の路地に、新しいカフェスポット「LAPPYCAFE」

嬉野市の中心にあるシーボルトの湯から橋を渡り、まっすぐ進んでマック博物館のすぐ横の路地に入ると、今回ご紹介する 「LAPPY CAFE(ラッピーカフェ)」 が見えてきます。
道すがらの路地は嬉野ならではの風情が漂い、普段の散歩コースにもしたくなるほど。
そんな先に現れるのは、大きな建物を活かした新しいカフェです。
店内は新店舗らしく清潔感にあふれ、イートインとテイクアウトの両方に対応。
ですが、建物そのものの雰囲気を存分に楽しめるので、ゆったりと腰を落ち着けて過ごせるイートインがおすすめです。
広い建物を借りているのは、カフェ営業だけでなく、将来の展開も視野に入れているからだそう。

LAPPY CAFE はご夫婦で営まれており、3年前の日本一周の旅で得たさまざまな経験や価値観の変化が、この場所を始める大きなきっかけになったといいます。
お店のコンセプトとして大切にしている一つは
「体にやさしい食事」
素材選びから丁寧にこだわり、安心して楽しめるメニューを揃えています。
また店内には畳の間も設けられており、子ども連れでもゆっくり過ごせる工夫がされています。

嬉野の昔ながらの建物の趣をそのまま生かした和室は、どこか懐かしいレトロな雰囲気を感じさせ、時間がゆったりと流れる空間になっています。
そんな居心地の良い空間で味わえるのが、LAPPY CAFE ならではのこだわりのドリンクやスイーツ。
次に、その魅力的な商品についてご紹介します。
| 店舗名 | LAPPY CAFE |
| 住所 | 〒843-0304 佐賀県嬉野市嬉野町岩屋川内89 |
| 営業時間 | 9時~18時 |
| お支払い方法 | 現金 各種クレジット |
| 定休日 | 不定休 |

自家焙煎で香る、「LAPPY CAFE」こだわりのコーヒー

メニューは大きく分けて、ドリンク・フード・スイーツ・テイクアウトの4種類。
LAPPY CAFE の看板メニューは、やはり自家焙煎のスペシャルティコーヒー。
嬉野といえばお茶の名産地として知られていますが、こちらのカフェでは高品質なスペシャルティコーヒー豆を厳選し、自家焙煎。
自家焙煎のスペシャルティコーヒーならではの香りと味わいを楽しむことができます。
新鮮な豆を求めて訪れるお客様も多く、好評をいただいているそうです。
実際にいただいてみると、驚くほど苦みが少なく爽やかで、とても飲みやすい味わい。
ブラックコーヒーが苦手な方でも、美味しくいただける一杯です。

常時5種類のコーヒーが用意されており、気分に合わせて選べるのも嬉しいポイント。
さらにフルーツや米麹、てんさいを使った腸活ドリンクといった、体にやさしいメニューも揃っています。

フードメニューでは、米粉を使ったこだわりのワッフルが人気。
種類も豊富で、今回は「あんバターワッフル」をいただきました。
米粉ならではのもっちりとした食感がクセになり、上品な甘さのあんことバターの相性も抜群です。ほかにもカレーなどの軽食があり、幅広い層のお客様に親しまれています。
店主さん曰く、
「一番のおすすめは、やっぱりコーヒーとワッフルの組み合わせ」。
実際にいただいてみても、その言葉通り最高の相性でした。
訪れた際はぜひ、この2つをセットで味わっていただきたいです。
日常の中にある幸せを感じる場所

カフェを営むご夫婦が何より大切にしているのは、お客様とのコミュニケーション。
その背景には、3年前の日本一周の旅で学んだ「人とのつながりの大切さ」があります。
取材の際もお二人はとても気さくで、自然と会話が弾み、居心地の良さを感じました。
また、日々発信されているSNS投稿にもこだわりがあります。
大切にしているのは
「お客様が来やすい雰囲気を伝えること」。
写真や文章を通して、自分たちの人柄が伝わり、安心して来店していただけるよう心がけているのだそうです。
自分たちの軌跡を発信することで、見る人との間に親しみや信頼が生まれているのも印象的でした。
さらに、ご夫婦にお子さんが生まれたことをきっかけに、子育て世代に優しい空間づくりを進めていきたいという視点も加わっています。
畳の間を活かしたり、親子でゆっくりできる空間を意識するなど、将来的には地域の子育てコミュニティとしての活用も考えているそうです。
旅の経験を通じて
「幸せを追い求める」
のではなく、
「今ある日常の中に幸せを見つける」
ことの大切さに気づいたといいます。
お店を訪れる人にも、その感覚を感じてもらえるような、ゆったりとした落ち着きのある場所でありたい――そんな思いが込められているのです。

最後に、
「これからも店舗として嬉野を盛り上げていきたい」
と話してくださいました。
街を歩き、人々の温かさに触れながら、この土地ならではの魅力や楽しさを多くの方に感じていただけるように。
LAPPY CAFE は、そんな思いを胸に、これからも地域に寄り添っていきます。
LAPPYCAFEを取材して

今回 LAPPY CAFE さんを取材して感じたのは、「心地よさ」と「楽しさ」がぎゅっと詰まった場所だということでした。
自家焙煎コーヒーの香りに包まれながら、広々とした空間でゆったり過ごす時間はとても贅沢。
それでいて畳の間や和室があることで、子ども連れの方も気兼ねなく過ごせる安心感もありました。
さらに印象的だったのは、その和室を活用して、たまにイベントも開催されていること。
お店としての利用だけでなく、地域の人とつながる場所としての一面もあって、訪れるたびに新しい発見がありそうです。
ご夫婦の温かいお人柄と、SNSを通じた発信力も相まって、ここからさらに多くの人に愛されていくお店になると感じました。
嬉野を訪れる際には、ぜひ立ち寄って、この空間とコーヒーの魅力を体感してほしいです。
情報リンク





















