NEW OPEN 武雄のいいもの、ここにあり。文化財から新たなにぎわい「楼門氷菓(ろうもんそふと)」

今回取材させていただいたのは、武雄温泉の新名所として話題になっている「楼門氷菓(ろうもんそふと)」さん。
しかも店舗があるのは…なんと、国指定重要文化財・武雄温泉新館の1階!
武雄を代表するあの立派な建物の中に、新しいお店が誕生したと聞き、取材前からワクワクが止まりませんでした。

新聞Instagramでも露出が増えていて、
あの建物の中に新しいお店ができたらしいよ!
という噂をあちこちで耳にするほど。

歴史ある空間にどんな世界観が広がっているのか、そしてどんな “おいしいもの” に出会えるのか…。
期待を胸に、早速おじゃましてきました!

店舗情報

店舗名楼門氷菓(ろうもんそふと)
住所佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425
⁡ 武雄温泉新館 1階⁡
営業時間平日 10:00〜18:00
土曜/日曜/祝日 10:00〜21:00
電話番号0954-33-4316
駐車場あり
定休日不定休

武雄温泉の真ん中に、ワクワクする新店舗「楼門氷菓(ろうもんそふと)」

楼門氷菓

楼門氷菓が生まれたきっかけは、店主・北野さんの“子どもの頃の記憶”にあります。
昔は楼門の下に食べ物屋さんがずらりと並び、武雄温泉通りは今よりずっとにぎやかだったそう。
湯上がりのお客さんが行き交い、温泉街全体がほっと温かい空気に包まれていた——そんな景色が今も忘れられないのだとか。

もう一度あの頃の賑わいを取り戻したい。
この想いは、武雄温泉通りでお仕事されている多くの方が共通して抱いている願いでもあります。

その中で北野さんが思いついたのが、
武雄温泉新館の1階で何かできないだろうか?
というアイデア。
あの歴史的建造物の中で、新しいにぎわいを生み出すことができたら——そんな想いから、楼門氷菓の挑戦が始まりました。

店内の内装は、文化財ならではの特別仕様。
釘一本すら打つことができず、色も形もすべて建物の雰囲気を壊さないよう
指定されたものだけ
を使用しているそうです。
まさに建物そのものの一部として存在しているお店で、足を踏み入れると大正ロマンの空気がすっと広がります。

お店の名前「楼門氷菓」も、誰もがパッと理解しやすいようにと分かりやすさ重視で名付けられたもの。
漢字のイメージから

冷たいスイーツのお店なんだ!

と直感できるのも、店主さんのこだわりです。

武雄温泉に来た人や観光客、散策を楽しむ方など、幅広い人たちに立ち寄ってもらえる場所として親しまれるように——そんな願いがこのお店には込められています。

湯上りがもっと楽しくなる、武雄を味わうひんやり&おいしい時間

楼門氷菓

楼門氷菓の商品テーマは、とにかく
武雄のものを、武雄らしく
このお店は、武雄の良さをしっかり伝えるための場所でもあるため、並ぶ商品もできる限り
武雄製品
にこだわってセレクトされています。

楼門氷菓

そんな中、この夏ひときわ話題を集めたのが シャインマスカットソーダ
予想をはるかに超える人気ぶりで、

この価格でいいんですか?

という声が出るほどリーズナブル。
県外から訪れた観光客の方にも大好評で、夏の看板メニューとして大活躍したそうです。

そして、もう一つ外せないのが ソフトクリーム
こちらは牧場さんから提供されている 生乳100% を使用。
さらに使用しているマシンは、ソフトクリーム好きなら一度は聞いたことがある(かも?)カルピジャーニ製
この組み合わせ、正直おいしくならないわけがありません。

実はこのソフトクリーム、新メニューも続々登場中
最新情報は楼門氷菓Instagramで発信されているので、訪れる前にぜひチェックしてみてください。

個人的に注目してほしいのが、来年中旬頃からソフトクリームに添えられている クッキー
なんと楼門の形を模しているんです!
こちらはお菓子屋さんと何度も話し合いを重ね、デザインからこだわって作られた特注品だそう。
細かいところまで
武雄愛
が詰まっています。

さらにぜひ飲んでほしいのが、ここでしか味わえない 楼門ラムネ
ラムネ感をしっかり意識して作られた爽やかなドリンクで、ここでしか飲めない限定メニュー
今回の取材では、私も実際にごちそうになりましたが…これは正直、また飲みたくなるおいしさです。

楼門氷菓

今後は ホットカフェラテ の販売も予定されており、こちらは「楼門ブレンド」として展開していくとのこと。
一足先にいただきましたが、ミルクがまろやかでとても飲みやすく、ほっと一息つきたいときにぴったりの一杯でした。

季節や来店されるお客様のことを考えながら、少しずつ進化していく楼門氷菓のメニュー。
行くたびに新しい発見がありそうで、これからも目が離せません。

まったり過ごして、武雄を知るーーこの町と向き合うお店

楼門氷菓

武雄温泉はみんな知っているけど、武雄の“それ以外の良さ”は、まだまだ知られていないと思うんです。
取材中、北野さんが何度も口にされていたのがこの言葉。
武雄には、実はいいもの・おいしいもの・誇れるものがたくさんある——だからこそ、それをもっと多くの人に知ってほしい。
楼門氷菓は、そんな想いを発信する場所でもあります。


とにかく、武雄をアピールしたいんです!
その気持ちは、商品選びだけでなく、日々の接客にも表れています。
お客様との会話を大切にしながら、ゆっくり、まったり過ごしてもらえる空間づくりを意識。

武雄にこんな良いものがあったんだ

武雄のものっておいしい!

そんな声が自然とこぼれる瞬間が、何よりうれしいそうです。

楼門氷菓

そして、北野さんから“ちょっとした裏技”も教えていただきました。
楼門氷菓で購入したスイーツやドリンク、実は写真の撮り方にもおすすめスポットがあるんです。
この建物の2階に上がり、楼門を背にして撮影すると…はい、もう間違いなく映えます。
SNSにアップしたくなる一枚、ぜひ試してみてください。

これから寒くなってきますが、武雄温泉は湯冷めしにくいのも魅力のひとつ。
体の芯までぽかぽか温まったあとに、楼門氷菓でほっと一息。
そんな時間が、旅の“いい思い出”になってくれたら1番うれしいそうです。

「楼門氷菓(ろうもんそふと)」を取材して

楼門氷菓

歴史ある建物の中に、新しいにぎわいと武雄愛が詰まったお店——
取材を通して感じたのは、楼門氷菓は「武雄の良さを伝える場所」だということでした。

商品一つひとつに想いが込められ、会話を大切にした接客からも
もっと武雄を知ってほしい
という気持ちがまっすぐ伝わってきます。
温泉に入って、スイーツを楽しんで、ゆっくり過ごす。
そんな時間が自然に生まれる、心地よい空間が印象的でした。

楼門氷菓

ここで、うれしいキャンペーン情報。
年末〜お正
月にかけて、店内で取り扱っている 武雄のブランド米を使った“お得な重めセット”
数量限定で販売予定とのこと。

お値段は現在 非公開ですが、「とにかくお得」「安くします」「早い者勝ち」とのこと。
自宅用にもお土産にもおすすめなので、気になる方はお早めに。

取材を終えた今、また来たいと素直に思えるお店でした。
気になった方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

情報リンク

楼門氷菓

ABOUT US
佐藤
私はこの地域に越してきて、まだ日が浅い“新人”です。 だからこそ、毎日のように「初めて見る!」「こんな面白いものがあるんだ!」という新鮮な驚きに出会っています。 地元の方にとっては当たり前の風景やお店も、私の目にはキラキラとした魅力に映ります。 そのフレッシュな視点をそのまま記事にして、読者の皆さまに「行ってみたい!」「知ってよかった!」と思っていただけるようにお届けしていきます。 新しい発見を、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!