
今回ご紹介するのは、鹿島市にあるお菓子屋さん「momofuu(ももふう)」さん。
このお店を知ったのは、以前取材した「スターフィッシュ」さんからのご紹介でした。
とっても美味しいクッキーを作っていただいてるお菓子屋さんがありますよ
と教えていただき、Instagramで目にしたカラフルで可愛らしいスイーツの投稿に一目惚れ。
今回、ついにそのお店を訪ねてきました。
店舗情報
| 店舗名 | momofuu(ももふう)〜twins sweets〜 |
| 住所 | 〒849-1312 佐賀県鹿島市納富分4359−1 |
| 営業時間 | 10:00~18:00 |
| お支払い方法 | 現金 PayPay |
| 駐車場 | 4台 |
| 定休日 | 月曜 |
鹿島の住宅街に“気軽に立ち寄れる”コンテナスイーツ店 momofuu

鹿島市の肥前祐徳温泉から祐徳神社へ向かう途中、車でおよそ5分。静かな住宅街の一角に、白いコンテナハウスの小さなお菓子屋さん「momofuu(ももふう)」があります。
植物のグリーンが外壁に映えるナチュラルな佇まいで、どこか温かみを感じる可愛らしいお店です。店舗の前には4台ほどの駐車スペースがあり、車でも立ち寄りやすいのが嬉しいポイント。
店内を切り盛りするのは、若い女性おふたり。
店名の「momofuu」は、実はお二人の名前から取ったものだそうで、
その響きの通り、やわらかく親しみやすい雰囲気が漂います。
お店はテイクアウト専門で、気軽に立ち寄ってお菓子を持ち帰れるスタイル。
2025年でちょうど1周年を迎え、地元のファンも少しずつ増えてきています。
コンテナハウスを選んだ理由は
「開業までの速さを重視したから」
とのことですが、
中に入ると、手づくりの温もりが感じられる居心地の良い空間に仕上がっています。
幼いころからお母さまの影響で“作ること”が好きだったというお二人。
「体にやさしく、安心して食べられて、思い出に残るお菓子を届けたい」
という想いで、ひとつひとつ丁寧に焼き上げています。

そんなmomofuuのお菓子は、見た目の可愛らしさはもちろん、
素材や焼き加減にまで細やかなこだわりが感じられるものばかり。
ここからは、お店のショーケースを彩る人気のスイーツたちをご紹介します。
見た目もかわいく、美味しい。momofuuの人気スイーツたち

momofuuで一番人気なのは、チーズケーキ。
一口食べれば、なめらかでコクのある口あたりに思わず笑顔がこぼれます。
卵感が強く出ないよう、生地の配合から焼き時間まで細かく調整しながら焼き上げているそう。
やさしい甘さとすっきりした後味が評判です。
おすすめのお菓子は、イラストアイシングクッキーとプリン。


イラストアイシングクッキーは、「スターフィッシュ」さんの取材時にも話題に上がった一品。
食べるのがもったいないほど可愛らしいデザインで、贈り物にもぴったりです。
細部まで丁寧に描かれたアイシングは、味わいも見た目もやさしく、
思わず写真を撮りたくなる
お菓子として人気を集めています。

そしてプリンは、チーズケーキ同様に“卵の風味を抑えたやさしい味わい”がポイント。
とろりとした食感に仕上げるため、温度や時間を見極めながら一つひとつ丁寧に仕上げているそうです。
どれも共通しているのは、“甘すぎず、くどくない”ということ。 そのほどよいバランスが、リピーターを増やす理由にもなっています。
どのお菓子にも共通して感じるのは、“まっすぐでやさしい手づくりの味”。
そこには、二人の店主が大切にしてきた想いがしっかりと込められています。
「お客さんが喜んでくれることを想像しながら」──お菓子づくりに込める想い

「お客さんが喜んでくれることを想像しながら作ってる。」
この言葉こそが、momofuuのお菓子づくりの原点です。
どんな日も、その一言を胸に、ひとつひとつ丁寧に焼き上げる。
お客さんから
美味しかった
と書かれたお手紙をいただいたり、手づくりのキーホルダーをもらったり、DMでスイーツを撮った写真が届いたり──そんな瞬間が何より嬉しく、次への力になっているそうです。
momofuuは今年で開店1周年。
「もう1年が経ったなんて、早いです」
と笑うお二人。
この一年は幸せで、あっという間に過ぎたと話します。
リピーターの方も少しずつ増え、地域の方々が気軽に立ち寄ってくれるお店になりつつあります。
今後は“ふと寄って一息つける場所”を目指し、
店頭にテーブルや椅子を置く準備も進めているとのこと。
買って帰るだけでなく、少し腰を下ろしてお菓子の香りと時間を楽しめる空間をつくっていきたいと考えています。
また、季節ごとに限定スイーツも登場します。
シーズンに合わせて少しずつ内容が変わり、
訪れるたびに新しい発見があるのもmomofuuの魅力です。
「飽きのこないお店でありたい」
その想いを胸に、今日も“お客さんが喜んでくれることを想像しながら”、
二人の手から、やさしい香りのお菓子が生まれています。
momofuuを取材して

取材を通して感じたのは、momofuuは丁寧な仕事と誠実さのお店だということです。
一つひとつのお菓子に手間を惜しまず、細部まで気を配る姿勢が印象的でした。
素材の良さや食べたときの満足感を大切にしていて、 お客さんの
「おいしかった」
の言葉に真っ直ぐ応えるお店だと感じます。
「お客さんが喜んでくれることを想像しながら作ってる」
その言葉通り、momofuuのお菓子にはやさしさと想いがしっかりと詰まっていました。
オープンから1年。
少しずつ常連さんも増え、今では地元の人たちが気軽に立ち寄れる存在になっています。
今後は店先にテーブルと椅子を置き、買うだけでなく、ちょっと一息つける空間づくりにも取り組む予定とのこと。
お菓子と一緒に、穏やかな時間も届けたい──そんな想いが感じられました。
季節ごとに変わるスイーツが登場し、訪れるたびに新しい出会いがあるmomofuu。
これから先、地域の人々の暮らしの中に少しずつ溶け込んでいく姿が目に浮かびます。
これからの展開が楽しみなお店です。
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